5.退職のメール・挨拶

退職メール

退職する際には、引き継ぎ業務をこなしながら、お客様や社内でお世話になった方々に、自身が退職をする旨を伝えます。本来であれば、お世話になった方一人ひとりに直接会って退職の旨を伝えるのがベストですが、時間に限りがある中で、有効な手の1つが退職メールです。ただ、いざメールをしようと思っても「どのように書いてよいか分からない」という方が多いと思いますので、このサイトでは退職メールの事例を紹介しています。各職種ごとに退職メール例を作成しておりますので、フォーマットとして使って頂き、自分の言葉で書き換えながら、退職メールを作る際にお役立てください。keyboard_typing

お客様向けの退職メールの基本的な内容

お客様に対して送る退職メールの目的は3つです。「退職をする旨を正確に伝えること」「感謝の気持ちを伝えること」「後任についての情報を記載すること」この3つが網羅されていればよいでしょう。どのように記載をすればよいかは職種別の退職メール例を作成しておりますので、事例を見て頂きながら、作成の参考にしてください。

社内向けの退職メールの基本的な内容

社内向けに対して送る退職メールの目的は2つです。「退職する旨を正確に伝えること」「感謝の気持ちを伝えること」が網羅されたものを意識しましょう。できるだけ、直接言える人にはできるだけ直接会って伝えるようにして、支店が離れているなど、どうしても会うことができない場合のみメールをするように心がけましょう。本サイトでは定年・結婚による寿退社・出産による退社などの退職理由別の退職メール例をご用意しています。事例を見て頂きながら作成の参考にしてください。

退職の挨拶

退職日に職場の社員の前で退職する旨とお世話になった方々への感謝の気持ちを伝えることを退職の挨拶といいます。ほとんどの企業で退職日に「ではひとことお願いします」と挨拶を促される事が一般的です。この時に全く何も準備をしていないと、よっぽど話が上手でない人でない限り、うまく話せなかったり、「●●部長に感謝の言葉をいうべきだった」「退職後のことを伝え忘れた」など、後悔する事にもなりかねません。円満退職をするためには、残された社員に対してきちんと感謝の気持ちを伝えることが重要です。本サイトでは職種別の退職の挨拶例を作成しております。16職種それぞれの退職の挨拶例ですので、例を参考にして頂きながら、自分の言葉を付け加えるイメージで作成してください。本サイトの例をそのまま覚えて伝えても、聞く側の心には感謝の気持ちが響きません。重要なのは、今までの感謝の気持ちを自分の言葉で話すことですので、くれぐれもご注意ください。man_kangaechu (1)

退職の挨拶の基本的な内容

退職の挨拶を考える際には、ある程度流れを掴んでおくと、考えやすいでしょう。流れとしては以下の流れに注意をして作成しましょう。

  1. 入社した当時の話をする
  2. 働いてみて勉強になったことや成長したことについて話す(エピソードでも可能)
  3. 特にお世話になった人に触れる感謝の気持ちを伝える
  4. 退職後のことを簡単に伝える

上記の流れに従ってストーリーを完成させていけば、話をまとめやすくなります。「一から自分で話を組立てたいが、何から言えばよいか分からない」という方はぜひ参考にしてください。

 

次のページ:6.退職後の転職活動
前のページ:4.業務の引継ぎ