退職する人へ贈るメッセージ文例|寄せ書き・送別会

退職する方へ贈る、寄せ書き・メッセージカード・送別会での一言の文例集です。関係性や退職理由によってふさわしい言葉は変わります。そのまま使える形でまとめました。

自分が退職する側で、送る挨拶を探している場合は職種別 退職挨拶メール例文集をご覧ください。

まず押さえたい3つのこと

  1. 退職理由には触れない:本人が話していない限り、理由を推測して書くのは避けます。とくに体調や家庭の事情は本人が伏せたい場合があります。
  2. 「お疲れさま」より「ありがとう」:ねぎらいだけで終わらせず、具体的に助けられた場面を一つ挙げると印象に残ります。
  3. 今後を前向きに結ぶ:「寂しくなります」で終えず、「新しい場所でのご活躍を」と締めると読後感が良くなります。

寄せ書きの文例(短文・1〜3行)

寄せ書きは書けるスペースが限られます。「感謝+具体的なエピソード+今後」の3要素を1文ずつにすると収まります。

上司へ

●●部長、長い間ありがとうございました。
入社当初、右も左も分からなかった私に、いつも根気強く教えてくださったことを忘れません。
新しい場所でのますますのご活躍をお祈りしております。

先輩・同僚へ

●●さん、いままで本当にありがとうございました。
納期前でどうにもならなくなったとき、何も言わずに手を貸してくださったこと、今でも感謝しています。
またどこかでご一緒できる日を楽しみにしています。

後輩・部下へ

●●さん、これまでお疲れさまでした。
分からないことを分からないままにせず、必ず聞きに来てくれる姿勢に何度も助けられました。
次の職場でも、その姿勢はきっと強みになります。応援しています。

状況別の文例

定年退職の方へ

長年の労をねぎらい、今後の生活に触れるのが基本です。「お疲れさまでした」だけで終わらせないようにします。

●●さん、40年間にわたるお勤め、本当にお疲れさまでした。
私が失敗して落ち込んでいたとき、「取り返せばいい」と声をかけてくださったことを今も覚えています。
これからはどうぞご自愛いただき、ゆっくりとお過ごしください。またお目にかかれる日を楽しみにしております。

結婚退職(寿退社)の方へ

お祝いの言葉を添えます。「幸せな家庭を」といった表現は、相手の家族観によっては重く受け取られることもあるため、無難にまとめるのが安全です。

●●さん、ご結婚おめでとうございます。そして、これまでありがとうございました。
いつも周りをよく見て動いてくださる●●さんに、何度も助けられました。
新しい生活が笑顔にあふれたものになりますよう、お祈りしています。

出産・産休で退職される方へ

体調への配慮を最優先にします。復帰やキャリアの話には触れないほうが無難です。

●●さん、これまでお疲れさまでした。そして、ご出産を心よりお祝い申し上げます。
忙しい時期にも変わらず丁寧に仕事を進める●●さんの姿に、学ばせていただくことばかりでした。
どうか無理をなさらず、お体を大切にお過ごしください。

転職される方へ

次の職場を詮索しないのがマナーです。前向きな門出として送り出します。

●●さん、これまで本当にありがとうございました。
難しい案件でも「まずやってみましょう」と動く●●さんの姿勢に、いつも背中を押されていました。
新天地でのご活躍を、心から応援しています。

送別会での一言(見送る側)

30秒から1分、文字数にして150〜300字が目安です。長くなりすぎないようにします。

本日は●●さんの送別会にお集まりいただき、ありがとうございます。
●●さんには、私が着任したばかりの頃から本当にお世話になりました。
とくに●●のプロジェクトでは、行き詰まっていた私に一緒に考える時間をつくってくださり、あのときの助言が今の仕事の基礎になっています。
●●さんが抜けられるのは残念ですが、新しい場所でのご活躍を、この場にいる全員が楽しみにしています。
●●さん、本当にありがとうございました。

メッセージを贈るときの注意

  • 忌み言葉を避ける:「切れる」「終わる」「別れる」「最後」といった言葉は、送別の場では避けるのが慣例です。「これまで」「新たな」などに言い換えます。
  • 会社への不満を書かない:本人が不満を漏らしていた場合でも、寄せ書きは他の人の目にも触れます。
  • 敬称と役職を確認する:寄せ書きは長く残ります。名前の字と役職は必ず確認してください。
  • 連絡先は本人の意向を確認してから:私的な連絡先を書き添える場合は、事前に本人へ確認します。

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